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ツガイ
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作詞 サブマリン |
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上手く笑えないほど 心が荒んでゆくけど
小慣れてしまうほど 大切な何かは遠ざかるけど
痛みの中で触れた この確かな感覚で
今 僕は静かに目を醒ます
自由に大空を飛び回ることさえも
孤独じゃ ただただ虚しくて
手を繋いで ねぇそっとキスして
言葉にならない哀しみにも似た この愛情を
どうすれば 齟齬を生まず 伝え聴かせられるのだろう
近づけば近づくほど 聴こえてくる君の鼓動
とりあえず この音色を聴きながらまた眠りに就こうか
本当の優しさなど 求めるだけ傷つけてしまうけど
哀しみを排除してまで 快楽に縋らないでいて
痛みの奥で繋がっている 君の指先を
今 僕は強く握り返して
分かっているんだよ いつかは別れが来ることも
温もりが フッと消えてしまうことも
ただ この瞬間 同じ時空
ともに過ごせた時間を抱きしめて歩いてゆく
君を呼ぶよ 口には出さずに
言葉にならない叫びにも似たこの感情は
いつも 心の奥の方
一人 行方を探し 空を飛び回る鳥のよう
手を繋いで ただ寄り添っていて
言葉にならない哀しみにも似た この愛情は
どうしても ありのまま 伝え聴かせられないけれど
離れれば離れるほど 色濃くなってゆく
君の髪 君の声 君の眼差し 君の痛み 哀しみでさえも
Ah 君のもとへ
今だけ 少しの間だけ この静寂に包まれていたい
眠っていたい
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