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炎色反応
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作詞 サブマリン |
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短絡的なやりとりは やがて来る別れのサイン
上塗りした嘘は 燃え上がる想いの分だけ
色を変えながら やがて虚しく消えてゆくけど
答えの無い数式の前 僕ら模範解答を盗み見て
求め合う衝動に嫌気がさして
色んな感情に火が着いて
消そうとしながらも それは何処か綺麗で
水を差すものを すべて避けてきたのだろう
君の涙が そっと炎を消した時
あんなに鮮やかだったすべてが色を失くす
ただ 煙立つ灰になった過去を粉々にするだけ
快楽的な欲望は 残酷な事実のメタファー
真実を告げるのは 有り触れた言葉よりも無言
沈黙に耐えながら 深い海の底で詩を紡いでゆく
“刹那の果て、永遠の向こう”
僕ら愛情表現を手探りで
縛り合う情動に為す術もなく
絡んだ物事を擦り抜けて
見ようとしながらも 瞼の裏に理想を描いた
向き合う事を 互いに避けてきたのだろう
最後の糸が スッと音も立てず切れた時
あんなに幸せだった時間が色を無くす
今 幻の愛に触れた季節を指でなぞるだけ
困難な状況ほど 怖くなるほど惹かれてゆく
下らないつよがりも 正直に生きた時代も
間違いだとしても 僕にとっての揺るぎない真実
色んな感情に火が着いて
消そうとしながらも それは何処か綺麗で
水を差すものを すべて避けてきたのだろう
君の涙が そっと炎を消した時
あんなに鮮やかだったすべてが色を失くす
ただ 煙立つ灰になった過去を粉々にするだけ
そして また歩き出すだけ
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