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フィクション
作詞 サブマリン
待ち続けるのは いつも雨の予報
暗闇の部屋で一人 明かりのスイッチを探す
静かに流れる時代の音に 耳をすまして

離れて気付くもの 夢だと悟る事
大人になってゆく中で
過ぎ去った季節を想いながら

たとえ 君と暮らしたあのひと時が
現実という悪魔に“虚構だ”って言われても
僕の中にあるたった一つの思い出には
揺るぎない程の真実で溢れている
雨空の下 君は何処にいる?
Ah 僕は今何処にいるのだろう

持ち続けるのは いつかのアンブレラ
差さずに閉じたまま 君を感じて濡れていたい
確かに脈打つ心の音に耳をすまして

儚い壊れもの 夢だと悟るほど
大人になってゆく事が
怖くて辛くて仕方がないんだ

もしも “君と暮らせる”そんな空想が
現実という悪魔と 肩を組んでくれたなら
もう他には何もいらないから 傍にいて
揺るぎない程の真実で溢れさせて…

もう子どもじゃないから
描きっぱなしの夢を放っては置けない
責任から逃げる術 その為の『自由』なら要らない

たとえ 君と過ごしたあのひと時が
現実という悪魔に“虚構だ”って言われても
僕の中にあるたった一つの思い出には
揺るぎない程の真実で溢れている
雨空の下 君は何処にいる?

僕は此処にいるよ
いつも 此処にいるよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル フィクション
公開日 2008/03/28
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント 現実と虚構。あらゆる物事は、この狭間を行き来しているんじゃないかと思うんです。その選択をするのは、じつは自分自身の手だったりするんですよね。暗いながらも、微かに前向きな詩です。
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