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旅立つ君へ
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作詞 サブマリン |
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旅立つ君へ
背筋を伸ばして 襟を正す君へ
この詩を手紙代わりに 受け取ってほしい
夢追う君へ
時代の流れに打たれ 逆らって生きる君へ
色を無くしたなら そこが自分と向き合う場所
省みるその心を持ち続ける限り
豊かに生きてゆける
だから 哀しみも痛みも 小さい身体と
壊れやすい心で 目一杯受け止めて
頑張らないで 頑張らないで
そんなに 成功だけを求めないで
過ちや後悔から 生まれる光もあるから
空は飛べなくても 歩き出せなくても
ここにいるだけで幸せと思えたなら
それが旅立ちの時
君が踏み出した一歩を 僕は見逃しはしない
旅立つ君へ
振り返り俯き やがて空を見上げる君へ
この詩を手紙代わりに 受け取ってほしい
夢追う君へ
踏み出したあの一歩 それすらも忘れた君へ
場所は違っても 立ち止まればそこは原点(ふるさと)
“いい人”だと笑われて生きてみたい
騙されても それでいい
だから 報われなくても上手くなくても
精一杯 ただ繰り返して
頑張らないで 頑張らないで
狡さを覚えてまで 褒められないで
目立ちはしないけど 誰かが見ていてくれる
指さして笑われても 踏み付けられても
こんな生き方を 誇りに思えたなら
それが幸福のイントロ
君が繰り返す一歩を 僕は詰ったりはしない
空虚に飛び交う言葉は 心を越えようとする
越えた瞬間 言葉は優しさではなく武器になる
痛む心が 言葉を盾にする
旅立つ君へ
夢追う君へ
頑張らないで 頑張らないで
狭い狭い世界に塞じ込まらないで
立ち止まる事を避けても 自分は誤魔化せないから
頑張らないで 頑張らないで
そんなに 成功だけを求めないで
過ちや後悔から 生まれる光もあるから
指さして笑われても 踏み付けられても
こんな生き方を 誇りに思えたなら
それが旅立ちの時
いつの間にか 踏み出した君の一歩を
少しずつ繰り返す一歩を
僕は見守っていたい
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