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旧態依然
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作詞 サブマリン |
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自分が嫌いだから 世界を変えたくて
手に入れたいものは 相変わらず綺麗で
大好きなものは 相変わらず美しいままで
泥を投げて 憧れを汚しながら
本当は自分を殺めていた事に 今気付いたけれど
旧態依然 昔から僕は僕のまま
つまらない部分だけ 僕は僕のまま
飲み込めるだけ飲み込んで
気分が悪くなれば 吐き出すだけ吐き出して
救いの手を悪に見立てながら 強がってきた
そんな自分にさよならしたのに
さよならしたはずなのに
自分が嫌いだから 自分を変えたくて
手に入れたものは 身に纏った途端
当たり前になってしまう
嫌いな自分を隠すため また次の肩書きを探す
匙を投げて 憧れを遠ざけながら
本当は自分でも "駄目"なことぐらい分かっているけれど
旧態依然 いつでも僕は僕のまま
ないものねだりの偏屈家 僕は僕のまま
詰め込めるだけ詰め込んで
鞄が重く感じたら 躊躇なく放り投げれた あの頃
さすがに手を挙げる事もしなくなった つまらなくなった
こんな自分にさよなら出来ないから
さよなら出来ないから
揺らいだ自分が嫌いだった
白か黒か 与えられた答えではまだ測れない
近頃はそんな変わらなさも
自分の良さだと思うようには しているけれど
旧態依然 昔から僕は僕のまま
夜が明けた後も 僕は僕のまま
光に曝された僕も僕として 別に悪くはないけれど
旧態依然 いつでも僕は僕のまま
ないものねだりの偏屈家 僕は僕のまま
飲み込めるだけ飲み込んで
あなたを嫌いなれば 吐き出すだけ吐き出して
愛するものを悪に見立てながら 強がってきた
あの日のあなたにさよならしたのに
そんな自分とさよならしたのに
たしかに さよならしたはずなのに
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