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句読点
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作詞 サブマリン |
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あなたへ向けた言葉を綴っている。
気の利いたフレーズは、いつも引き出せないけど、
何も言わずに、ただ受け取ってほしい。
迷い、ただただ繰り返した、
その表現体も、決して古ぼけてなんかいないから、
この哀しみを、また喜びに変えられるから。あなたなら。
伝える事が出来たなら、泣かせる事など無いはずなのに。
その苦しみに区切りを打ち、
いつか来てしまう終わりへと向かうその幸せを、
二人で、ただ受け止めながら。
向かい風に身を屈めながら。
あなたと話した言葉を唱えてゆく。
有り触れたシンプルな答えを、遠ざけているけれど、
先を急がずに、今すべてと向き合っていたい。
ダメだなんて、言わないで欲しい。
自分の良さを消してしまわないで欲しいから。
この哀しみに、この喜びに相応しい言葉をあなたに、
伝える事が出来たなら、困らせる事など無いはずなのに。
その暗闇に区切りを打ち、
やがて来るだろう朝の光へと向かうその時間を、
二人で、ただ受け止めながら。
手探りで繋いだ手を離さないように。
大それたルールも無い。
私達二人らしい表現体で、今を書き連ねてゆく。
読まれる事を恐れて、書き出す事を躊躇わないで。
あなたと居る私なら、私一人よりも「私らしい私」で居られるから。
この哀しみを、また喜びに変えられるから。あなたとなら。
この哀しみに、この苦しみと立ち向かう言葉をあなたと、
紡いでゆく事が出来たなら、未来へと生きる意味が生まれてゆく。
その暗闇に区切りを打ち、
やがて来るだろう朝の光へと向かうその時間を、
二人で、ただ受け止めながら。
向かい風に身を屈めながら。
いつか来てしまう終わりへ向かう、その幸せを、
二人で、ただ受け止めながら。
強く握って離さない、そう誓った手を揺らしながら。
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