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響く秋
作詞 MSHB
夏の騒がしさが過ぎ 透明な風が吹き抜ける
街のケヤキ並木の葉 静かに色づき始めている

一歩林へ踏み出せば やさしい光に包まれて
そこに静かに隠れる 小動物に出会うだろう

今 一片の紅葉が落ちていき
今 その瞬間からホールと化す

この秋と言う 一見気持ちいい
この秋と言う 一見華やかな
この林のオーケストラが
ここで激しくここで必死に
ここで命のクラシックを弾く

月明かりが照らす庭 静まり返る星空の下
落ち葉の絨毯の上 演奏家が集い始める

命のサイクル残す 宿命(=さだめ)に従うかのように
ここにいたその証しを 演奏家が見せるかのように

今 一本の光が落とされて
今 その瞬間から主役と化す

この秋と言う 一見素晴らしい
この秋と言う 一見あでやかな
この庭からオーケストラが
ここで優雅にここで最期の
ここで命のクラシックを弾く

まるで自分がいたことの正しさの証明をするように
今 一度きりのホールで歌う
今 最期をフォルティッシモに飾る

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 響く秋
公開日 2008/10/02
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 一見気持ちいい秋どうしても私にはむなしく聞こえてなりません
それを書きました
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