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夜光イノセント
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作詞 空色kinoko |
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誰かが呼んだ声がした
目の前の海をどんなに眺めても
触れたい影は居なかった
打ち上げられたのは小さな期待ばかり
海に沈んで眼を開いたら全てが歪んで視えた
「本当」に気付いても生きたいと強く強く願った
夜中の浜辺は寒かった
星は空の黒に押し潰される様に
遠くで息をしていた
塗り潰されたのはたった一つ、僕だった。
海の深くで迷ったら生きて居る事を思い出した
絶望を視付けても還りたいと掠れては呟いた
還る場所が見当たらなくても勝手に世界は過ぎる
此処に無い酸素にしがみ付いて明日に着く為の口実を探していた
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