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さくら
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作詞 エエ声 |
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手のひらを重ねて 木漏れ日を浴びて 遠回りしないで
帰り道に通る 坂道を登って 高架下眺めて
遊ぶ子供たちに手を振って 日が暮れるのも忘れて
ああやって時間が過ぎるのも忘れるくらい遊びほうけた日もあった
間違って川に投げ入れてしまった野球ボールも数えきれないくらい
思い出のまま川に沈んだボールと時間やその一瞬の光
草むら虫が鳴き始めたころ冷めた雨がぽつぽつと
慌てて走って飛び出た川原にはまたボールが一つ
あの 桜 ひとひら 落ちては消えて
その 涙 こぼれ 忘れはしない
今 夢の 中で 君と待ち合わせ
あの 桜の下で
道端に咲く花が そよ風に揺れてる 青空の下で
今日も高架を渡り ふと下に目をやれば 見覚えのあるボール
拾いにいこうと 坂を駆け下りて そっと拾い上げてみた
今でも思い出すあの少し歯がゆい淡い思い出たち
みなで好きな子を言い当てたりつまらない遊びを延々と繰り返し
空に舞う桜の花びらに目を奪われてまたボールが一つ
季節の中で桜が咲くこの時期が大好きで
カバンを放り投げて遊んでたのを覚えてる
ただいまと 言える 我が家に仲間
その 一瞬 輝く 思い出の岐路
その 道に 落ちてる 桜の花びら
僕の 足跡
花びら一枚に一人ずつの思い出が重なる
ひとひらひとひら全て大切な記憶
あの 桜 ひとひら 落ちては消えて
その 涙 こぼれ 忘れはしない
今 夢の 中で 君と待ち合わせ
あの 桜の下で
まだ 待つよ ずっと いつまでも
あの 桜の下で
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