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酸素
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作詞 さと |
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吸い込んで吐き出した
にがい煙が痛い
液体のように流れこんでからだにしみこんでいく
それは煙
酸素のようにそばにあるもの
時が止まるならあなたの指から煙草を奪い取って酸素に変えてしまいたい
酸素のようになくてはならないもの
あなたにとってそうであっても、無理をしてやめろとは言えないけど、
たくさんの心配事が頭を回るから
私があなたの煙草になりたい
遠目から見つめるよ
黒い目がこっちをむく
深い深い海に落ちていくように見ていた
煙草の匂い
あなたの手元、すぐに届く場所にあるもの
何気なく無意識に煙草に手を伸ばしていること気づいているの?
あなたにとっての酸素って、なに?
私がきっとあなたの重荷になっているしあなたの荷物を背負うことはできないけど
たくさんの不安な気持ちが心に残るから
私があなたの煙草になりたい
酸素がなかったら今ここで一緒にいないんだよ?
隣で眠る呼吸音がきこえる
酸素がなかったら呼吸もできないんだよ?
だから私があなたの酸素になりたい
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