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エール
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作詞 メリー |
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例えば
何かに気だるさを感じて
この上なく君らしい素振りで
365分の1日を生きる
日が沈むころに
後悔の念がよせてきて
頭をかかえたりする
大丈夫だって
それで良いんだって
僕じゃ簡単にいえないんだよ
芸術的な動作で
人を傷つける人がいる
笑うより美しい様子で
泣く人も 見たことがある
僕が一番君を想ってるとか
僕が一番君を分かってるとか
きっと心の奥へ届くだろう 言葉は
決まって断言できないから 歯がゆくて
がんばれよ とか
くじけるな とか
そんな漠然とした
使い古したエールを
ゼロよりましだろうと君におくったあの日
あれから
いっぱしに感傷に浸ってさ
君へおくったエールなんか
すっかり忘れてしまった
言葉の裏に潜む
さびしさに気づいたのは
先日 自分が言われたから
がんばれよ とか
くじけるな とか
どうしてそんなことばかり言ってしまったんだろう
無いよりましとか
そんな建前なら
僕だったら「いらない」と
そう言うだろうな…
Don't work too hard and take it easy
You've already been too nervous
気楽にやりなよ
気に病むことないさ
そう言ってやれなかった…
もう何もかもが晩すぎる
なんだか一気に年老いたみたいだ
とても幸せな夢を見ていたような
目覚めた世界は
なんだかさみしい場所だった
この先君に会うことが無いなら
僕の人生は…永すぎる
でも生きるしかないよなあ
なついてないネコみたい 今の生活が
時折見せる 可愛らしい一面も
まとめて切り捨てるわけにはいかないから
「がんばって」みるさ
「くじけ」やしないさ
君の消えた僕の未来だけど
まだ
ほら
心は震える
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