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father
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作詞 メリー |
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きいて
愛してる
それだけだ
言いたいことなど
さほど多くはない
ただこの言葉の重みを
痛みを
君はまだわからなくていい
わかるはずなどない
あぁ
君は人を上手に愛せる人になる
僕たちに守られてるから
君の生まれた世界は
ひどく煩わしい
時に嘆かわしい
だけど僕はいる
彼女もいる
だからどうか
愛してくれないか
その無垢な笑顔
続けてくれないか
忘れてしまった
体温への甘えかたを
命への寄り添いかたを
躾られて
しゃんとしている番犬のように
でもさっき
思い出してしまった
まだ覚えてるんだ
こんなに鮮明に
忘れてないんだ
注がれたやさしさを
君はすべてのものから愛される人になる
僕の恋した人にとても似てるから
僕のてのひらは世界一
君を撫ぜるのに相応しい形をしている
だけど今は触れない
ただ
傷ついても
あなたを守る
盾になる
君のことになるとすべてを失う
僕の力 意味
何もできない
木偶の棒になる
ただ良いか
これだけは知っていてくれ
僕は死ぬまで祈り
願う
雨の日も 風の日も
その小さな人生を
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