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初夏惜別
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作詞 メリー |
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「ああ この人に会えて
本当に幸せだったな」
君の見てないところで僕はつぶやく
さみしくないよ 怖くもない
でも なぜか笑ってられないんだ
何も言わずに行ってしまって ごめんね
今まで君といることで
一体何 してあげられたのかな
不安になるよ
僕が君に与えられたものは
こんなに 数えられるのに
でもね きっと
夏が終わる頃には またあえる
また あえる
どんなに忘れようとしても だめだったから
僕は離れてる間も ずっと想っていようときめた
そしたら 不思議だね
少しだけ怖くなくなったよ
出会って 別れて それを繰り返す
そんなふうに人は巡るんだろう
みんな同じことなのに
僕の番になると やりきれなくなる
それって卑怯かな
いつしか歳月は流れて 夏が過ぎて
もし会えなくても
それはきっと恐ろしいことじゃないね
次の春まで待つ時間が
きっと何より切なくて
君を愛しくさせるから
だから泣かないで
僕の一番大好きな 君の表情
見せていて
そしてそのときは 悲しむことなく
花束のような 祝福を
どうか祝福を
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