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ミスターオールドメン
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作詞 メリー |
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会社帰りの駅から家までの道のりに
ささやかなな出会いを求めてコンビニでもよってこうか
昔の友達になんか会えたらいいんだけどなあ
とりあえずいつもよりゆっくり歩いてみることにするよ
ところで時間の価値ってのは歳と共に変わるよな
最近は一年が半分くらいの短さに感じるよ
でもまだもう少し若さってやつにしがみついていたいのさ
なんで人生ってのはこう尻すぼみなんだっていうのか
中学時代の同級生が手術で男を捨てたらしい
綺麗な顔で女の子にも人気あるやつだったのに
でもちょっとわからなくもないなぁ 女だけの悦びってのも
そして彼いや 彼女は次の同窓会でどう報告するつもりなのだろう
記念日の意味ほど曖昧なもんもないと思うんだよ
一年前はプレゼントの一つも贈ってやれたのに
とうとう君のほうからも何も触れなくなってしまった
でもこんなに泣けるってことはまだ僕恋してんだなぁ
ところで恋といえば遠い昔の初恋の相手が来月結婚するらしくて
もっと言うと出来ちゃった結婚なんだとか
届いた案内の写真で幸せそうな彼女の笑顔は
おおよそ僕が今まで見たことのないもんだったからそりゃフられるわ
喜ぶべきなのか悲しむべきなのか判断に苦しくて
ただただ引きつった笑みを浮かべる僕はオールドメン
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