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my 皮肉 life
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作詞 メリー |
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今日も当然
僕を取りまく世界に 目覚しい変化は見られない
強いて挙げるなら
同僚が 愛用してる香水を変えたらしくて
下品な香りで やたら吐き気がした
頭の悪そうな友人が 昨日キャスターが喋ってたのを
あたかも 自分の意見のように 得意気に話してくださる
笑って聞いてあげながら
「その犯罪者と一緒にお前も死刑になってみればよかったのに」
と思ったりもする
行く末に バッドエンドしか予測させない
この生き物は 今日も幸せそうで
それが愚かというか 尊敬できるというか
まぁ この世界の終焉の頃には
僕なんかはとっくに くたばってるだろうし
そう考えると どーでも良い気もする
神様もきっと
A「あーめんどくせー」
B「人間一人つくってみた 超適当だけど」
A「あー…良いんじゃね?めんどくせーし」
とか言いながら僕を作ったに違いない
あーあ
この上なく幸せそうな あの恋人たちも
やたら不良ぶっている 男子高生も
何考えてるのかわからない ご老人も
尖った刃物でちょっと突けば きっと死ぬんだろうなぁ
なんてこと言ってみても
結局 今日も僕は
このポンコツを支える 歯車の一つとなって
何も考えてなさそうな 隣人と噛み合って
未だ意義が見出せない 単純作業を繰り返し
で 帰りの電車の中で こんな詩を組み立ててる
そんな小さな男だったよ
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