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うたぐりびと
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作詞 メリー |
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なにげなく咲く 小さな花を
踏まないように 気をつけるだけの
余裕があれば 苦労はしない
もしも僕が生きる上で
なに一つ奪わずに いられるんだったら
そんな楽なもんはない
眠る前に 今日一日で傷つけた人を
ゆびおって数えられるほど
僕は記憶力に優れてないし
そんなことどうでもいいじゃないか
だって同じように 君はこの先
少なからず僕を傷つけるつもりだろう?
君が僕に与えるものが
奪うものより多いと 信じてまた 傷つくのかなあ
幼い頃 意味も無く
アリンコをプチプチ潰して 遊べるような
そんな残虐性が 服着て歩いてるもんだから
この世界は 大変だ
ましてや 男女関係の話なら 尚更だね
今泣いてる君も
心のどこかで傷つくことを想定してたはずだ
嘘泣きでさえ 涙を流せるこの人種を
そう簡単には信じてやらない
暗い部屋のすみで
頭抱えて震えてる 僕に差し出された手が
掴んだ瞬間 引っこ抜けないと言いきれる?
僕は騙されない
思いつきで出来上がってしまったこんな詩を
誰が読んでくれるものか
僕は騙されない
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