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夏の眠りに
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作詞 メリー |
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君のほかには 何もない部屋だから
もうすみっこで うずくまるだけ
夢のような 残暑も過ぎて
涼やかな季節を 感じはじめてる
僕に残る 想い出だけでは もう君を証明できないよ
…放課後 誰もいない教室…
ここに本当に僕らはいたの?
…夕焼け 机の古びた木のにおい…
ふざけあって 不意に黙って
君の温度を感じられたの?
君がいない なら ここはもう 僕の場所に成り得ないな
夢の中で 君は
いつでも笑ってるから
目がさめるたび 僕は
永遠に眠っていたかったのに
夢なら夢でよかったのに
君の残した 全ての要素が
言い訳させない
いやおうなしに 思い知らされる
たしかに この夏 君は存在していて 今はもう どこにもいない
僕はもう 君に 永遠に 「好き」という言葉を 言えない
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