|
|
|
それはキセキ
|
作詞 唄音 |
|
眠りたくない 眠ればまた 夢を見るわ
教室の隅で ずっと 泣いてるの
昨日まで あんなにも狭くて
あんなにも幸せだと感じられたのに
いつしか あんなに狭い教室が
とても広くて 急に他人になって
独りで 取り残されていたの
自分を痛めつけることでしか
自分がここにいると感じられない
助けてくれるのは 私の愛したものだけ
あれだけが 私の生きる希望だった
愛しい人に 好きだといってくれた人に
大嫌いと言われる いらないと言われる
たったそれだけのことが 心にガラスが刺さったように
痛くて 痛くて もう涙も出ない
助けを求めるように 必死に
醜いほどに いろんなものにすがりついた
悲しみや苦しみや 憎しみを
洗い流してくれることを祈りながら
人を憎んじゃいけないと知っているから
そう 憎しみや恨みで染まってしまう前に
こんな想いで 人を傷つけてしまう前に
この想いを消してしまいたかった
人と 想いと 命と そばにあるものと
向き合う勇気が欲しかった
そばにいる限り 理解するべきだった
すべてのものと 向き合う力が ほんの少しほしかった
そばにいてくれることは 当たり前なんかじゃないと
そばにあるものが キセキなのだとわかってほしかった
もう 眠れる 眠って夢を見るの
みんなと 私が 笑顔で向き合っているの
キセキのような 綺麗な夢を見るのよ
|
|
|