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君へ
作詞 aria
あの暮れゆく夕日に
重ねて思い出してしまったのは
凍えて震える素足
星の見えない
やがて明日を迎える空の暗さ

はっと我に返り
夕暮れに地面にある影を見つけ
振り返った場所には今は君が居る

舞い降り積もる雪が
どんなに悲しくて
どんなに冷たくても
暖かい手をぎゅっと握り重ねれば
誰を問わず救われる時が出来ると知った

明日なんてもういらない
このまま君と居られさえすれば
それでいいと思う日には
通り過ぎていく人の群れの中に
たった一人のあの日
いつか覚えた怖さがここに



久しぶりに自分の
両手を眺めて気付いたときに
すでに目の前にあった
かけがえの無い
自分以上に大切な存在

守ろうと思えば
人知れず涙を流すこともある
自分に辛く優しい嘘つくこともある

たとえこれから先に
訪れる未来が
どれだけ重ったとしても
信じることに変わりはないと
夜の風に当たりながら思ったりしている

言葉なんてもういらない
だって目的があってそばにいる
そんな悲しいだけの
絆とは違う思いがここにはある
ただ真っ直ぐに生きる
人間がそこにいるのだから



明日が見えないからこそ
どんな思いも描いてゆける
今この幸せな
時のままであってほしい
一人ぼっちの影が
心に残る頃にそう思ったけど

怖さももう必要ない
一人ではないとあの日に
教えてくれた君
過去は遠くなってゆくけれど
ずっと覚えているから
何より今を大事に思っていられる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 君へ
公開日 2008/08/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント 恋の歌・・・(???)私的にはそうなんですけど、
なんかもしかしたらよくわかんないかもしれないですね。
友情って思えばそう思えてくるかもしれませんし(汗)
どう考えるかは読み手の方々にお任せします。



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