|
|
|
enfance finie
|
作詞 天野ユウタ |
|
ため息が混じりあう放課後
たったふたつ影寄せる教室
またお互いの秘密ひとつ
作ってしまった心地よい罪悪感
いまもまだ身体を火照らせる
細い肩射抜くような三日月
静けさに真空の街並
遠くぼんやりと見えるかい
鮮やかな光の片隅にそっと
密やかに息づく僕らさ
誰ひとり触れられないうたかたの
宴のあと 浅い眠りに落ちる
幼さに点した恋の灯(ひ)を
絶やさぬように 抱きしめたままいるよ
もう何も聞こえない 君の
囁きだけが耳元を掠める
きっと不安だけ集めたら
この想い潰れてしまいそうだから
くちづけの魔法で忘れよう
|
|
|