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紅い空
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作詞 天野ユウタ |
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乾いた風 焼けた線路かすめて
僕の手の花をそっと飛ばした
裸足のまま追いかけて躓いた
見上げれば 見たことのない紅い空
何もかも途絶えたような 孤独に
寂しくて 大声で泣き出した
雲は高く 僕を見下ろしている
小鳥たちは遥か彼方羽ばたいて
懐かしい歌 遠く運んでくる
子守唄 優しく歌う母のように
駆け出した子供達の背中に
幸あれと ささやき祈り続けた
滲んだ血は小さな命の証
深く深く 吸い込んだ空の香り
走り出す汽車はもう追えなくて
花の行方 いつも眺めていたかった
僕たちは忘れてしまったのかな
僕たちは思い出せるのかな
乾いた風 焼けた線路かすめて
僕の手の花をそっと飛ばした
裸足のまま追いかけて躓いた
悲しみを溶かし染め上げた紅い空
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