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驕りゆく部屋
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作詞 色嘉 |
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薄青く浮かぶ真昼の月
虚勢が剥がれ落ちていく
声にならないあたしの虚像
鏡が現実をわらう
孤独の意味を知らない窓
遠く西日を見つめる
空想を浮世に変えて
迫る虚しさから身を護る
悲しい病気のあたしは
いつまで「気高さ」を喰らうのだろう
独りのこの部屋 あたしの虚空
驕りが現実を断ち切った
何もかも叶わない遠吠え
惨めな自分を見つめる
(ねぇ)空想を現実だといって
夢で威張るのはもう嫌だ
独り隔絶されたこの部屋は
臆病な自尊心に 満ちているのさ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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