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サイダードロップス
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作詞 色嘉 |
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音の無い雑音の正体が
眠りに就くのを阻害する
色の無い予言の断片が
迫りくる明日を拒ませる
その手で私を機械にして欲しいのに
あの時計は人間(ヒト)の私を映し続ける
解き放ってよ
上昇気流を味方にして
溶けた透明
重力に逆らって昇華して
今投げ出した
灰色は宙を舞っては消え
私に三度目の真実をくれる
ひ弱な握力を嘆く事
誰も咎めなど出来ない
その手で私を機械にして欲しいのに
依然(まだ)人形は人間(ヒト)の私を妬んでいる
解き放ってよ
あざとい法則を振り払って
溶けた透明
手に届かないほど遠くへ
まだ気丈なまま
灰色は宙を舞っては消え
私は本当の強さを知る
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