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紅の標
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作詞 愛弓歌 |
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君に似た人を見るたびに
弾ける赤が聞こえる
金切り声が鼓動に囁けば
僕は演じるぎこちなさを忘れる
君が脳内で笑うたび
鋭い唄が聞こえる
猫なで声で記憶を殴打して
僕は捧げる白昼夢を忘れる
焦げ付いた回路が
黄昏の空とリンクする
擦り切れた慕情が
黄昏の空とリンクする
さよならのように夕景が舞う
目印をありがとう 目印をありがとう
正しさのように線が揺れる
刹那をありがとう 永遠をありがとう
焼き切れた涙腺が
黄昏の空とリンクする
擦り切れた記憶が
哀しげな紅で劣化する
さよならのように夕景が舞う
道標の混沌 琴線に埋もれてく
想い出のように夕景が舞う
克明な投射の さよならをありがとう
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