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イッテキマス
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作詞 コウスケ |
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朝日が照らすこの町
旅立ちの朝が来て
小さな部屋にはひとつの
カバン以外は何も残ってなくて
僕らが暮らしたこの町
眩しく光り輝いて
いつも以上に哀しむ僕を
優しく包んでくれた
忘れ物はないかな?確認しよう
財布と手帳と君の顔写真
窓に映る景色 その中で君はまだ
スヤスヤと寝ているのかな?
さあ行こう 心決めて
ドア開けて後ろ振り向く
この部屋ももう使えない
サヨナラ 僕の思い出
階段 一歩一歩と
ゆっくり足を運んで
ギシギシと軋む音色が
やけに心の奥に響いて
家を出て 目の前のタクシーに
荷物詰め込んだ時に
名前を呼ばれた気がして
目を向けるとそこに君がいた
「こんな朝早く 私が起きるのは
珍しいんだぞ 感謝しろ」と
君は笑って 反対に僕は泣いて
それにつられて君も泣いたね
さあ行こう 車に乗り込んで
発進して 後ろ振り向く
君の顔ももう見られない
サヨナラ 僕の思い出
アリガトウ 君に出会えて
良かったと 今さら気付いた
笑顔で「行ってらっしゃい」と
手を振ってくれた君を忘れない
サヨナラ 今日だけは素直に
なって 別れを言うよ
電話するよ 手紙も書くよ
そして忘れないよ 君のすべてを
イッテキマス・・・
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