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ひばり
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作詞 asaasa |
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君はいつもそばにいて
僕を愛していてと願う
こっちをちっとも見ないくせに
あたしを何も知りはしないのに
泣いて追いすがる君に聞いた
「あたしのどこがいいの?」
君はしゃくりあげながら言う
「そんなのよくわからないけど、
たぶん君が僕を愛しているから」
車のなかオレンジジュース
疲れた日曜の帰り道
高速道路でかかるミュージック
君は何を考えてるの
君は眠らないあたしの横で
一緒に寝ようよと耳打ちする
君に抱かれると空気になった気がする
ほんとに寂しく、むなしくなる
笑って未来を話す君を眺め
あたしはできるだけ優しく笑った
きっとひきつっていただろうけど
君は見ていなかったんだろう
ああ
君のこと大切だったのに
こんなことになってしまった
君はあたしの優しさしか
求めなくなってしまった
ああ
長い夢を見ていたような
曇り空の春のおとずれ
ひばりが鳴き始めたら
君のもとを去るだろう
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