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濡れた熱
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作詞 安藤桜子 |
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汗かいてる
指にまとわりつく
唇から滴る
右目にだけ
滴(しずく)がたまってく
ねぇ 全部舐めきって
鼓膜突き破られそうな
痛みが走るたび
痙攣してる
閃光が走る
あたしを呼ぶ声
舌先で確かめ合って
皮膚がヒリヒリと
悲鳴をあげても
寂しさは止められない
骨がうずく
銃口当てがって
数ミリも外さないで
いっそ脈奏でるこの首を
その綺麗な指で
押さえ込んでね
蒸気する頬
熱く濡れた息
あぁ あたしまだ生かされてる
皮膚がヒリヒリと
悲鳴をあげても
埋めなきゃいけないモノがある
針の動きが
妙に遅くって
やがて耐えられずに、ほら…
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