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未知空
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作詞 NAO |
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「今の自分」は不安だった 「昔の自分」が自信だったわけでもない
「明日の私」は希望で 「昨日の私」は絶望なのかな?
最初のない最後は信じない 最後のない最初は今走っている人生がその一つ
「今のあなた」は自由だった 「昔のあなた」は不自由だったわけじゃない
「明日のあなた」は美しく 「昨日のあなた」は醜態だったのかな?
終わりのない旅をしてみたい 終わりのない始まりは今歩んでいる人生がその一つ
立ち直る気力を持ってはいない 私には持てそうにない あなたは持っている
少しでも捨てるなら それを私は私なりに掻き集めて明日の私に託す
未知なる空に飛び立てる翼を繕う術を知らないけど 笑顔を知っている
涙も知っている 渡り鳥の羽根なら沢山ある 関係ないと言うのかな?
心は築いたモノじゃなくて 生まれた時に貰ったモノ そんな様に
未知空に飛び立つ翼は見えず もう授かった勇気 まだ形に出来てないだけ
「君の私」は大事だった 「私の君」も同じように大事だった
「昨日の君の私」と「昨日の私の君」はずっと繋がれる
昨日のない今日を信じない 明日のない今日も信じない
悴んで 凍ってしまいそうで 私は誰の為に生きているかを知りたくなって
真実を知りたくて それを私は私なりに空に出て 寒い夜を駆け巡る
空の果てに答えがあるって事を誰かが証明したわけじゃないけど 見つけられそう
問い掛けは知っている たった一つが真実じゃないから 命尽きるまで飛ぶのかな?
心に気付いたのはさっき 生まれた時に預かったモノ そんな様に
未知空から偽りの羽根が降ってきても 真実の翼で 黒を白に変えていけばいい
呼吸が続く限り 私は命の果てを追い求める 夕暮れの空に向かって
足が千切れるまで 私は涙のわけを追及する 朝焼けの空を背にして
笑顔が続く限り 私は来世の扉を探しに行く 時間波に乗って
身体がボロボロになるまで 私はあなたの未来に逢いに行く 後悔をバネに
君に残した言葉と 私に届けた想いが 今 空と地上を結んで ひかり輝いている
君を愛したことと 私を愛したことが 今 時間と空間で 形になった
勇気や決意 悲しみや嬉しさ あの頃 一人で出来なかった事が今出来る
涙や笑顔 苦しみや愛しさ 欠片もなかった感情が溢れてくる
不安や自信 希望と絶望 曖昧な言葉も形になっていく
空と海 雲と波 離れて対をなす その二つが繋ぐひかりの傍で君と出会えた
春に氷柱が出来て 夏に蕗薹があって 秋に向日葵が咲いて 冬に紅葉が見れて
季節がずれても何の抵抗も持たない 未知空を駆けて身体は傷だらけだけど
未知空に出逢えてよかった 空に一つ 桜のハナビラが舞った
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