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金曜日のピエロ
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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道化師は 「君の為なら」と言い張って
どこまでも愚かになるつもりなんだ
風船に見せかけた色とりどりの時限爆弾
さあ スイッチを押してみようか
その秘密は 赤い髪から 飛び出して
この青い空を覆ってみせるだろう
古い本から学んだ とある思想が制圧した
君が行けなかった金曜日の朝
神の啓示がSNSを埋め尽くすよ
警察は顔をしかめて
大人は子供の目を覆う
そこには問題と答えがあるのに
誰もが分からないふりをして
僕にはその穴が見えていたのに
ぜんぶを道化師のせいにして
道化師は 「明日は休日だから」と言って
君だけにこっそり優しく微笑んだ
風船に見せかけた色とりどりの時限爆弾
細い身体に巻きつけながら
その秘密は 赤い髪から 飛び出して
この青い空を覆ってみせるだろう
変わらない表情が 少し歪んだ気がした
君が行けなかった金曜日の朝
神の啓示がSNSを埋め尽くすよ
先生は知らないふりです
才能は細胞を食べ尽くせ
やっぱり問題と答えは後回し
誰もがマークシートに夢中だ
僕にはそれがとても滑稽に見えた
ぜんぶを道化師のせいにして
「明日は休日だから、世界が終わってしまわないように祈ってみよう」
耳を通り抜けようとする無人列車
偉大なアイディアを覗こうとしている
昨日 君は画面を通して
終わりを目の当たりにしたばっかりなのに
真っ白に染まっていく
真っ白に染まっていく
真っ黒が染まっていく
真っ白に染まっていく
真っ白な顔の中で膨らんでいく
サイダーのような気泡が空に浮んでいけば
みんな わざと 息を とめた
そして 今日も 夜が 明けた
君は いつも それを 見てた
何も せずに それを 見てた
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