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レムの冒険 (Another Diary Version)
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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ベットに腰かける 今日もまた一人で
もう外は暗い 膝を抱えて 時計は回る
いつもの服を着て 赤い目をこすって
鏡の自分に「おやすみなさい」って呟いた
呟いた
瞼を開くと 小さな小さな身を寄せるヌイグルミ
懐かしい顔して うつむく横顔を そっと覗き込む
まだ子供の頃 良く遊んでいた初めての友達が
青いボタンの目で なぜか心配そうに 首をかしげてる
長い長い レム睡眠の冒険に出よう
ひとつ ひとつ この記憶から消えていくから
深い深い レム睡眠の冒険に出よう
ひとつ ひとつ 過去のことに変えれるように
互いに知ってる 大事なことは言葉じゃ伝わらない
そんな時は黙って 差し出された手を掴んでほしいよ
とても怖がりで 優しすぎるから 遠ざけた色々は
他でもない君が 触れてくれるのを ずっと待っている
長い長い レム睡眠の冒険をしよう
ひとつ ひとつ その痛みまで忘れたいなら
深い深い レム睡眠の冒険をしよう
ひとつ ひとつ 隠した傷もなぞってみてよ
ほら リリリ、リリリ、と目覚ましが鳴る
ほら ラララ、ラララ、と歌をうたってる
ほら リリリ、リリリ、と目覚ましが鳴る
ほら ラララ、ラララ、と君を呼んでいる
喧しいベルが ただ一人を呼んでいる
長い長い レム睡眠の冒険をしたよ
ひとつ ひとつ この世界から選ばれたんだ
深い深い レム睡眠の冒険のなかは
どれも これも 代わりのない大切なんでしょう
誰にも分からない この秘密の旅を
枕にそっとさ 閉じ込めたなら 目を開けてみて
光まみれになった 下手くそな笑顔で
鏡の自分が「おかえりなさい」って微笑んだ
『ただいま』
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