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サナギのなかで死ぬ
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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奇才ぶるセンチメンタル そこを満たすもの
突き刺さるティアドロップ ちょっと切れた指
適当な光に見蕩れるほど子供でもない と
日傘を差して 笑う 笑う 笑う
誰かのせいにしたい 風に掻き消されたい
サナギのなかで肥大 何故だか胸が痛い
どこにも終わりのない 書きかけの本みたい
サナギのなかの未来 名もない生命体
嫌いなものが少しだけ 増え過ぎた世界で
何人目かの新しい自分に着替えた
脱ぎ捨てたものが 背中を睨み付けてくる
「どこにいても 何をしても お前は僕だ」
借り物のブロッケンハート よくある言葉で
暗鬱たるハレルヤタウン 狂ったふりをした
適当な光で報われる法は知りたくない と
道化を真似て 笑う 笑う 笑う
垂れ流すヘイトスピーチ 無邪気な心も
降り注ぐエーテルレイン 溶けていくようで
適当な光のせいで同じ色に見えるから と
瞼を伏せて 笑う 笑う 笑う
誰のことも歌えない 怖がりな歌うたい
いつまでも変われない まだ足は動かない
違う色を見てみたい くだらない妥協 期待
ここから逃げ出したい そんなの自分次第
羽ばたく様を忘れてしまう その前に
羽ばたく様を忘れてしまう その前に
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