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赤い部屋
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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「この部屋は呪われている」
老人は まるで亡霊にようだった
呪文じみた言葉 風変わりな使用人
羽根が生えた アームチェア
包帯ひゅるりと 首に巻きつけて
「よりによって今夜に!」
蝋燭の火が消えた
暗闇に食べられた恐怖の匂い
ビリヤード台 杖 打ち鳴らして
弾けた
仮面をつけた装飾品
テーブルクロスを 腕に巻きつけて
「よりによって今夜に!」
蝋燭の火が消えた
暗闇に食べられた恐怖の匂い
ビリヤード台 杖 打ち鳴らして
弾けた
薬が何滴か垂れ流されている
長い廊下を通り抜ける
目には見えない怪物
だけど
誰も目を背けることが出来ない
僕は言った
「この部屋は呪われてなんかいない」
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