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二日間
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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氷のような君が描いた
油絵のなかの住人たちは
とても楽しそうだね
まるで強大なネフィリムから
逃げているかのようだ
あの日の月曜日に
この部屋で浮遊して
君の汗 僕の肌が吸い込んだ
本当に好きだったものは
ぜんぶ 消えていった後だった
シーツを握り締めて 痛みに耐えるばかりだと
呼吸ができなくなるから 僕は舌を出した
「旧約聖書 誰が破いた?」
神様は今日も犯人探し
とても悔しそうにね
それは地球からオリオンまで
消してしまう狂喜だ
あの日の火曜日は
このビルの屋上から
空に落ちた僕の意識 弾け跳んだ
本当に好きだったものは
ぜんぶ 消えていった後だった
僕の手 握り締めて ビー玉の目をして君は言う
「貴方は このオゾン層に閉じ込められてるの」
空から林檎が降ってくる
君は泣き出した
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