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21.262g
作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師
電飾まみれの街 突然 人が殺された
颯爽と駆け抜けるサンタクロース
プレゼントが 空から落ちてきた

「なんのために 生きてたの?」
インディアン座が 亡霊に問いただす
騒々しいサーカス団の行進中に
1、2、3、で世界は腐っていく あぁ

優しいそうな眼をして 恐ろしい台詞を呟いた
沈黙を破るように 花火が上がって
子供たちが 空から降ってくる

「なんのために 生きてたの?」
アポローンが 亡霊に問いただす
神々しいエウヘメリズムの薬指が
1、2、3、で壊されてしまった あぁ

転がりだした褐色の岩石
行く末までも 暗示している
パニヒダをうたう死神
偽物のダイヤモンド
君は握りしめて 駆け出した 希望の庭を

だらしなく栓を抜いて 相応しい孤独を抱いた
時計の針はずっと 沈黙を守って
もう 世界は 動いていないと気付く

「なんのために 生きてたの?」
世界中に悲しい音楽が流れる
痛々しい虐殺と戦争と命
1、2、3、で終わってしまえばいい

流れ出した青褪めた血液
不幸なハッピーエンドならいい
神様を蹂躙する
ポケットの果物ナイフ
君は握りしめて 駆け出した 希望の庭を

さぁ 駆け抜けろ 希望の庭を
君は およそ21グラムを奪われたままで

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 21.262g
公開日 2010/08/22
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 『幽霊になった後の話』。
だいぶ前に完成してたものを少し修正しました。
タイトルの21.262gとは人間が死んだときに減る重さらしいです。
憂鬱な画家と陽気な庭師さんの情報













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