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まるいまわるこの地球(ほし)で
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作詞 おひと |
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いくつもの朝焼けをみた
例えば 風の強い冬の海岸で
例えば 見知らぬ誰かと川のほとりで
いくつもの夕焼けをみた
例えば 友といつもの場所で
例えば 一人小さな異国の空港で
しだいに力を失ってゆく光 夜の帳につつまれる
青い闇から群青の闇へと
この星が丸いことを感じた
色づく帯があらわれて 世界に光を与えゆく
静かに顔だすいのちの根源
この星がまわっていることを感じた
今日もどこかで日が落ちて 今日もどこかで日が昇る
あの時あそこにいた人は いまはどこにいるのだろう
あの時あそこにいた人は いまは何をしているだろう
今日もどこかで日が昇り 今日もどこかで日が沈む
誰かがどこかで泣いていて 誰かがどこかで笑ってる
宇宙のちりを集めたできたこの地球(ほし)で
偶然生まれおちた者たちよ
まるいまわるこの地球(ほし)で
いまを生きる者たちよ
昨日を背負い明日を夢見て
共に生きよう
どこかで朝焼けに照らされているあなた
どこかで夕焼けに染められているあなた
ため息がでるほどバカらしいこの世界を
ため息がでるほどすばらしいこの世界を
いま生きているこの世界を
共に生きよう
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