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金魚にお薬
作詞 ぴえろ
吐き出した薬散らばって水のうえ
群がる金魚口にしてしまうわ
箱のなかのお庭
毒の種蒔いて血の色にさわる

「明くる朝には死んでしまうの」
飲み下して泳ぎ出す赤の金魚
未だ知らない 
泳ぎ続けてちょうだい
いとしい呼吸器官まだ動いているわ

赤い赤い金魚たわわな愛を抱えたあたしの手の上
箱庭のサカナかわいい生命
あたしはそこにきみをみる
この暑さは眼を覚まさすのかしら

深夜 刃をみるきみ
そのちいさなかわいいサカナは
狂おしい思い出にとらわれたあたしの手の中

動かないきみ愛の抜け殻
大好きな獣はここに
ちいさなサカナ天涯孤独なら
すてきな感覚器官がふたり結び付けてくれる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 金魚にお薬
公開日 2008/05/11
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 金魚になった恋人のお話です。
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