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コトバ
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作詞 やまっと |
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たくさんのコトバを使い分け、
ひどいコトバは投げ捨てた。
道におちてるコトバたち。
人の心を満たすためだけに生まれ、
ポイと捨てられたコトバを
僕はそっと拾いあげ
胸にぎゅっと押しつけた。
パンとガラスが割れるみたいな音と一緒に
コトバはくだけて風になる。
くだけた破片は
僕の胸へと突き刺さり、
消えない傷をまた刻む。
血と涙を流しながら
すべてのコトバに触れてみる。
いたくって
やさしくって
くるしくって
うれしくって
色々でグチャグチャになった僕は
倒れるように眠りこみ、
また明日も続く
コトバの旅を夢に見る。
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