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白と黒ときみの涙だけ
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作詞 やまっと |
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夢みることを忘れて
きみはどこへゆくの?
夢ってなんだっけ?
希望ってどんなもの?
知らない 分からない
思い出せないよ
世界は灰色に澱んで
暗い色が混じり合う
太陽の光も射しこまぬ
まるで地下のようで
人は何をみて生きるの?
楽しいことって?
嬉しいことって?
笑顔が思い出せないよ
あの時僕はきみと
どうやって笑ってた?
何が楽しかったんだろう
きみが僕をみつめて笑う
何が楽しいんだろう
見るな 見るな 見るな
僕をそんな目で見ないで
きみに世界はどう見える?
狂った人が彷徨う世界?
欲望だらけの世界?
虹の消えた世界?
光を失った人間の世界?
暗い空を見上げ
きみは涙をひとつぶ
こんな世界のために
涙を流せるのか
狂った人々のために
涙を流せるのか
「心の叫びが聞こえるの」
きみはそう言って
また涙をひとつぶ零す
モノクロな世界で
きみだけがただ涙零すんだ
人々の心もモノクロに
僕がみる景色もだんだんと
色を失ってモノクロになって
今日も世界に色は
白と 黒と きみの涙だけ
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