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罪悪感
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作詞 やまっと |
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逃げられない、罪悪感
大好きな本だって、
全然内容が頭に入ってこない
楽しい事してたって、
不意に思い出される
落ち着く事ができない
それは、自分が悪いと
分かっているから
サーッと血の気が引くような
生きている事が辛くなる
生きている意味が分からない
自分が生きる価値なんてあるの…?
ほら、そこにある刃物を手にとって
自分の体傷つけたら、
少しは楽になる?
そんな事考えてたら、不意に思い出した
――。
「リストカットなんてする人の気持ちが分からないね」
「そ、そうだね…アハハ」
「自殺なんて親はどういう思いするんだろうねぇ」
「…きっと、すごく悲しいだろうね!なんでって、思うんだろう…ね」
お母さん?
そんな事言わないでよ
逃げ道が…なくなる
自分が悪いと分かっているから
余計に
苦しいんだ
その内、どうでもよくなるだろう
そう思ったけど
一日たってもその罪悪感は
心を締め付けた
いつまでも、
消える事無く鮮明に
頭をグルグル回る言葉たち
永遠に抜け出せない気がしたんだ
この、螺旋から
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