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snow
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作詞 tubasa |
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空から降り落とされる白い粒
白い息を吐いて 手をこする
「寒いね」という声に
答える声はなくて
今年のこの日も雪なんだね
君はどこ? いつもと違う
雪は降らないはずだったのに
白い痛みは降り積もって
僕の傷を深くしていく
虚空に声は響いて消えて
唯虚しくさせるだけ
今年のこの日も雪なんだね
君はどこ? いつもと違う
雪は降らないはずだったのに
次々に舞い降りる光の粒
それは君が流した涙の数
その粒を拾って集めて
心にしたんだよ
晴れない心は重くて苦しくて
濡れる心は冷たくて
君の温もりを探す
後ろを振り返っても
もう残ってはいない二人の足跡
前を見ても
これから残すことはできない軌跡
君の時間が止まった時から
僕の時間(とき)も止まったから
二人で培った思い出も
長い時間であふれて消えて
悲しい思い出だけじゃないはずなのに
どうして流れるこの涙
ヒトリのこの日に慣れた頃には
きっと雪は弱くなるはずだよ
想い出で微笑(わら)えるように
二人の想い出は
僕の心の中にあるんだろう
消え去るわけじゃないから
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