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郷愁散歩
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作詞 こーすけ |
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いつからだろう あの頃を「思い出」として飾ったのは
過去を綺麗に見せるから 退屈な日々も輝くのだろう
受験のことすら考えないで 夕暮れとともに
バイバイを言えば「おはよう」が次の日 返ってきた
楽しくてずっと「このまま」で
終わりを避けて笑っていた
現実の残酷さを知ったんだ
終わらないものは無い
誰も言わないでいたけど、ちゃんと心は気づいていた
とても幸せなはずなのに どうして少しだけ寂しいのだろう
時計は左に回ってくれずに 明日を目指す
一人暮らしじゃ ただいま が今は ひとりごと
時は走る 驚くほど速くて
そっと、あの日を引き離してく
意気地のない声が 遠く聞こえる
未来で待っている
戻りたくて 戻れないあの夏は
どんな夢でも叶いそうで
明日もきっと 何も変わらない
素晴らしい平凡さ
霞んでいて わからないこの先へ
迷いながらも歩いていく
今の暮らしの中では もう聞けない
青き春の歌
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