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緩い痛み
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作詞 茉田 |
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陽射しで干乾びる 溶けない窓とビル
空気は正しくないと知って、地下に隠れる私
強い風が止んで涙はホームに逆流する
溺れているのは私だけじゃない
彼の足音がする駅を見知らぬ顔で通り過ぎた
立っているだけで列車は忘れてくれるみたい
いつかここで降りることがあっても
彼の足元に打つ雨を見届けながら通り過ぎよう
強い風が吹いて私を押し上げ消滅した
覚えているからもう何も要らない
彼の足音がする駅を見知らぬ顔で通り過ぎた
立っているだけで列車は忘れてくれるみたい
いつかここで降りることがあっても
彼の足元に打つ雨を見届けながら通り過ぎよう
強いのは日に焼けた彼だったろうか
私は速度を落とし 平凡を取り戻す 明日は来る
黒ずんだ白い写真は駅のごみ箱に捨てた
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