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ゆきだるまの中身
作詞 茉田
冷たい鍵をそっとおろし
ひとりベランダで息を吸った
届かない空に淡い雲
見下ろした先に光る雪

この空気を飲み込めると思ってた
この世界すべて変えられると信じていたの

あなたは走り出して
覚束ない足取り わたしを振り向かず
膝をついて 手を伸ばし 名前を呼んだけど
透明な白にかき消された

手袋の毛糸がほつれた
冬は乾いた木の葉が寂しい
気付かない間に何もかも
終わりを迎えていくんだね

今日はとても寒い夜になるよ
どこかで笑っているなら ただ 「お元気で」

新しい春が来たら
約束したこの空 わたしも仰げるの?
神様だって 太陽だって あなたがいた
日々しか教えてくれない ほら

優しく足元の雪をすくう
そしてとけない愛に願いを

凍えたこんな手では
暖かい思い出も 壊してしまうかな
膝をついて 手を伸ばし 名前を呼んだけど
もう春は来ない… ああ

あなたは走り出して
覚束ない足取り わたしを置いていく
涙枯れて 頬は腫れて だけど覚えている
透明な白に溶けていたい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ゆきだるまの中身
公開日 2008/04/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 雪が身近すぎて
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