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Hellebore
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作詞 みんち |
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滲んで融けてゆく花弁に
自分の姿を重ねてみた
とても危うい存在なのに
何故か重ねてしまう
それでも それでも
貴方の前では綺麗なままで
美しいままで
融けてゆきたい
近頃、少し調子が可笑しい
手に取った写真立ても
足元に沈んでいってしまう
揺れている感情たちも
硝子と一緒に壊れていった
最近、何時もの笑顔が無い
口の両端を持ち上げて
お月様の真似事をしてみる
意味なんかないのにね…
ふと窓の外を覗いてみると
犬と猫が寄り添って
寒いこの季節をたえている
その姿が微笑ましくて
つい笑ってしまった
意味なんてないのにね。
ちょっと色が濃くなった気がした
世間体的には自分は
普通に属していて
世間体的には貴方は
異常に属していて
(あぁ、良い意味でね?)
なにもかもが違う世界
だから自分が滲んでる気がしたんだ
(あぁ、答えなんて簡単じゃん)
世界の国境線さえ壊してしまえば
君と一緒になれるんだ
君と一つになれるんだ
ずっとひっつけるんだ
ずっと目をはなさない
滲んで融けてゆく花弁に
自分の姿を重ねてみた
とても危うい存在なのに
何故か重ねてしまう
それでも それでも
貴方の前では綺麗なままで
美しいままで
融けてゆきたい
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