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モノクロの自由
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作詞 思ひ出人 |
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この世は何色の自由ですか
ふかしたタバコの煙はどこへ向かうのだろう
テーブルの食べかすに自分を重ねてる
自由なようで何かに従って生きてる
縛れる鎖を解いてるようでからまる
頭を下げ 嘘をつく
そんな世界ともおさらば
自由を手に入れた
街には機械の轟音と銃声で溢れ
人の気配は無く
ただ空は泣いている
水は濁り 草木は枯渇
色は一つもない
砕けた顎で笑い
小刻みにコンクリは揺れ
ガラスの破片でしか辺りを見渡せない
色を無くした世界
自由はどこ
本当の自由は無い
自由であったら世界は成ろうともしない
色が消えたモノクロの景色は無常さを伝える
明日からはまた普通の人生
何者かに支配され
嘘の自分を演じる
本当の自由を知ったから
明日からもまた普通の人生
何者かに支配され
嘘の自分を演じた
本当の自由を知ったから
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