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君と三角座り
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作詞 サークルチェンジ |
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少しずつ大きくなって
僕の耳に聞こえてきた
誰かを呼んでいるような
ぎゅっとする音響いた
気になって近づいて
三角座り見つけた
「どうしたんだいこんな所で?」
下向き顔と出会った
少し離れ腰かけて
三角座り並んだ
「いつのまにかここにいたんだ。」
くぐもって微かに聞こえた声
「君の話を聞かせてくれないか。
もっと君の声が聞きたいんだ。
背中に背負った大きなリュックの
中を見せてくれないか」
「いらないものばかり詰め込んだんだ。
こんなもの見たってつまらないさ。」
「そんなこというもんじゃないぞ。
想う時間に無駄はないんだ。」
「お前なんかに何がわかるんだ。」って
下向き顔に怒鳴られた
「僕はなにもわからないから、
君の話を聞かせてくれないか。」
さっきよりも近づいて
リュックの口を広げて
「つまらないだろ。」って恥らいながら
静かに中を見せてくれた
絡まって混ざった言葉
ちょっとわかりづらいけれど
君がやりたいことは
もう決まっているみたいだね
「色んな想いを詰め込んで
余計なものまで詰め込んで
見えなくなってしまったのなら
少しきれいにしようじゃないか。
僕も手伝うから。」
「君はもう大丈夫さ。
絡まった言葉の荷物は
僕が全部もらったから。
残った言葉が君の願いだから。」
「またいつか思い詰めたら
三角座りで待ってろよ。
必ず見つけてやるから
僕なんかでよかったら
また話でもしようか。」
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