|
|
|
ある命がみたユメ
|
作詞 酸性飴玉 |
|
眠りに落ちて 苦しみだした
生まれた瞬間から大樹に繋がれた首輪 くくり付けられていた
足元にはぐらついた踏み台 背伸びをやめたら苦しくなった
頼りない心の根 私を支えられているの?
弱弱しい足 いつまで持つのか?
首に食い込んだ不自由なサークル 遠のいていく視線は空を見ている
青一色の世界を切る飛行機雲 ぐらつく からだ
その首輪は生命線 踏み台は心
心しだいで楽になるさ 今こそ呪文を唱えるんだ
つぶれたのどを開いて 最期に
眠りから覚めて 夢だと知った
安心したから二度寝してもうひとつの夢を見た またもや悪夢
水に満たされた箱の中 手を伸ばしてもゆっくり沈んでった
満たされた肺の奥 私がのっとられていくの
届かない手 何を求めているの?
暗闇に飲み込まれてく私の体 消えてしまいそうな命の灯火はどこにある
闇一色の世界は何も答えてくれない 答えは いらない
その水は理由 水面は未来
命しだいで変われる 今こそ息を吹き返そう
わかっているんだろう これが夢だって
夢じゃないさ 首を触ってみてよ
夢じゃないさ まだつながれているから
|
|
|