|
|
|
親愛かつ最愛のあの人へ
|
作詞 reddo |
|
こんなとこに居たんだね
こんなとこで 空睨み付けて 楽しい?
怖い顔して どしたの
この世の全てが 敵みたいな顔して
うるせー 関係ねーだろ
黙ってろ って 顔が言ってるよ
黙んないから 安心して
そんなあたしに 不思議そうな顔して
ただ 黙ってたね
それまで 皆勤賞だったけど
なんか 今日は 今は
此処にいなきゃいけない 此処に居たい
そう思って 授業休んじゃった
そう言ったら
「 …バッカじゃねぇの 」
やっぱ言われちゃいましたか, って笑った
君は 魅力があったから
不良っていうの? でも
あったかいとこ ちゃんと知ってるから
君のこと 頭ごなしに叱るセンセーに楯突いたこともあった
そのときのセンセーの困った顔ったら なかったなぁ
なんかされたのか, ってセンセーいってた
バカな質問よね
あたしは 君の本当を知ってるだけなのに
君のこと 怖がる人もいるけど
君に 守られたコは 君に憧れてる
君の気を引きたくて 色々したけど
全然だめ
でも
「 お前 変わってんな 」
そう言って笑った顔 忘れらんない
そのとき
目をまんまるくして見返したのは
初めて感情を知ったから
これが 「 好き 」なんだってわかった
誤魔化しきかない
あれが
人生で 初めて 困った瞬間だった
ちょっと時間たって
オトナになって
あたしが泣いた時
「 これだからユートーセイは 」
て 言いながら 背中向けて
ほんとに困ってる君を
冷たい と呼んだ人は誰だったろう
こんなにも 優しいこの人を
君の口から聴こえる あたしの名は
この世の何よりも 勇気をくれたの
君は きっと
何処に居ても さりげなく
自分らしく生きて 力をくれる
君らしく
ぶっきらぼうに
大事にしてくれてありがとう
|
|
|