|
|
|
凛 ―夜蝶―
|
作詞 七星 北斗 |
|
戯れ 何処に行くでもなく 彷徨い 消えて行く蒼き蝶
夜に舞う闇の踊り子の 凛としたその姿
常闇の中の夜光虫 白金の光儚くて
その身を焼く冷たき炎 翅 銀色の瞳
我 心は今亡くしてく 凛とした麗しき蝶
彷徨うの その胸を 探し 見えず
冷たいの この身体 温めて 貴方
月の光の深き眠り 翅は破れ空を切り
この身を焼く冷たき心 夜 真紅の衣
我 命は今融けてゆく 凛とした一途な蝶
彷徨うの その胸を 求め 飛ぶの
苦しいの 空っぽの この身体 貴方
灯篭の光眠りの夜 翅の傷は虚しく痛み
我が身を焼く戀の炎 月 夜泳ぐ蝶
我 真は今貴方なの 凛とした瞳に眠る
彷徨うの その胸に 抱かれ 眠りたい
虚しさと 虚空の彼方 探してる 私
―地獄の冷たい炎に 身を焼く私夜の蝶
抜け出せない常闇に 溺れて消えて逝く
紅き衣の紅椿 真黒きその光
漆黒の髪を流し 今夜も彷徨う夜蝶―
|
|
|