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芽
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作詞 ココろう |
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淀んだ世界で 気枯れた心が芽をはやしてた
それを摘んで 楽にこの世からさよならするのか
水を与え 辛いこの世で生かせてしまうのか
ぼくは笑った 答えは既に 決まっているのに
動き出せずにいる自分を 笑った
すぐに決めるから待っていてね
なんて ぼくは君とぼくに嘘をついた
そんなことも言えずに ただ君を待たすの
潤んだ世界で 渇いたぼくが呼吸をしていた
口を塞いで いっそこの世から逃げてしまおうか
息を続け 辛いこの世でまた生き延びるのか
ぼくは呪った やるべき事が 他にもあるのに
去り逝こうとする自分を 呪った
空を見上げて 考えてみる
この答えが後悔を生んだとしても
ぼくには迷いは無いから 今から行くよ
殺したっていい 殺されたっていい
感情を素直に表すなら
ぼくは 笑ったぼくを呪った 終わった世界に
元より選択肢なんてありえないから
ごめんね こんなに待たせちゃって
そう言って ぼくは手を芽の前に出した
ずっと傍に 僕の心を置いておくよ
だから安心して 寝てる時も寂しがらなくていいから
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